俺様悪魔に弄ばれる天使ちゃん
そんな棗を見た瞬間、私が天使だということを隠そうとしても無駄だと思った
「そうだね。どうして私が天使だって事分かるの?私でさえ昨日思い出したのに!」
「試練のための記憶のない天使か、噂には聞いてたがほんとたったとはな…天使には独特の甘い香りがするんだ。人間には分からないがな。」
「試練?」
「まぁ、その話はいい」
「う、ん?匂いなら学校で聞いたことあるかも!昨日思い出したんだけどね?でも、まって、それでも人間には無理よね?あなたの言い方じゃ、まるであなたが人間じゃないみたいじゃない?」
「俺は人間じゃーねぇよ?」
「天使なの!?私と紫苑以外にも天界に天使がいたなんて!」