彼氏彼女になるまで

琉愛side






次の朝学校に行くと


憂希やクラスメイトに

こう言われた



「え、なに？！琉愛って蒼威くんと
まだ付き合ってないの？！」



ありえない………蓮と付き合うなんて……


「付き合ってないよ！」



「ほんとにぃ？？
あ、丁度 蒼威くんきた！聞いてみよ！」




「え、ちょ………」


蓮だって付き合うわけないって

言うにきまってるじゃん……………




「付き合うわけ無いじゃん……あいつなんかと」



ほ…ほらね……………やっぱ……り……


蓮は私の事なんて

何とも思ってないんだよ…



だから……気にしなく…て…いいの……



あれ…何で私……

こんなに悲しい…の…？



「ちょ、琉愛！大丈夫？泣いてるけど……」




「え？あ、あれ…私…泣いてる？」




「うん…ちょ、蒼威くん 私の琉愛を
なに泣かしてんのよ」




「え？俺？」






「蒼威くんが琉愛を傷つける事
いうからじゃん」



あ…蓮…困った顔してる……

だめだ…泣き止まないと………





「ううん、大丈夫だから 気にしないで？」


そう言って苦笑いをした




「琉愛、屋上行こう？」




「うん、ありがとう憂希」



憂希は……本当に優しいな……