ブランコ。
最初、リエの家まで車で着いて行き、そこからリエを拾おうかと思ったのだが、一度帰ると母親への説明が、いろいろと面倒くさいとリエが言うので、そのまま僕の車で移動した。
車を運転しながら、僕は先日の件を切り出した。
「歯ブラシの件の前に、山岸のことだけどさ」
リエの表情が硬くなるのがわかった。
やめたほうがいいのだろうか?
だけど、それじゃあいつまでも問題は解決しない。
でも、リエが話したくないのなら、無理強いはしないでおこうと思っていた。
僕はリエにその判断を任せ、前方を見つめたまま車を走らせる。
対向車の数台は車幅灯をつけ始めた。
そういえば、少し外は薄暗くなりかけている。
僕も車幅灯のスイッチを操作した。
車を運転しながら、僕は先日の件を切り出した。
「歯ブラシの件の前に、山岸のことだけどさ」
リエの表情が硬くなるのがわかった。
やめたほうがいいのだろうか?
だけど、それじゃあいつまでも問題は解決しない。
でも、リエが話したくないのなら、無理強いはしないでおこうと思っていた。
僕はリエにその判断を任せ、前方を見つめたまま車を走らせる。
対向車の数台は車幅灯をつけ始めた。
そういえば、少し外は薄暗くなりかけている。
僕も車幅灯のスイッチを操作した。