ブランコ。
お母さんはリエにそっくりで、得意料理は手作りぎょうざ。


やっぱり部分的にボリュームがある。


優しくて、やっぱりニカニカと笑う。





お父さんは大きな靴メーカーの工場長で、僕に「ふん」とそれだけ言いながら、自分の工場で作ったスニーカーをくれた。


何故だかサイズがぴったりだった。


僕はこの人にも彼氏だと思われてると、リエに後から聞いた。





おばあちゃんは僕と歴史の話をするのが好きで、高校生の弟は、一度だけ僕を「お兄ちゃん」と言って以来、会ってない。





「あれ?」
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