ブランコ。
「もしもし……」
「あっ……」
「どうしたの?」
一回で、しかもワンコールでリエは電話に出た。
僕は驚いて焦り、口籠もってしまった。
「境、具合悪いのか?」
「ううん……。高梨くんこそ会社はどうしたの?」
「うん、サボってる」
「あー! ダメだなあー」
リエは笑いながらそう言った。
思ったより元気だし、声も怒ってないように感じる。
「境もサボリだろ?」
「あははは、そうだね」
ということは病気で休んでたわけではないことになる。
やっぱり僕が誕生日を忘れていたからだろうか?
だけど、それだけの理由で会社を休んだりするのだろうか?
僕はリエの返事が比較的元気だと言うことに頼って言ってみた。
「あっ……」
「どうしたの?」
一回で、しかもワンコールでリエは電話に出た。
僕は驚いて焦り、口籠もってしまった。
「境、具合悪いのか?」
「ううん……。高梨くんこそ会社はどうしたの?」
「うん、サボってる」
「あー! ダメだなあー」
リエは笑いながらそう言った。
思ったより元気だし、声も怒ってないように感じる。
「境もサボリだろ?」
「あははは、そうだね」
ということは病気で休んでたわけではないことになる。
やっぱり僕が誕生日を忘れていたからだろうか?
だけど、それだけの理由で会社を休んだりするのだろうか?
僕はリエの返事が比較的元気だと言うことに頼って言ってみた。