手紙~君へ~
「んで、担当の教科は、何?」


「体育女子。」


「ブハッ!健太さぁ、保険とか、実際にヤっちゃってそ~!」


「やんねぇよ!ガキに興味ねぇし。花欄以外。」



俺と翔太は、どーでもいい話で、盛り上がった。

その時だった。


「せんせー!」


誰かが俺を、呼んだ。

浴衣なのに、スゲー速さで走って来る、奴。

そいつは、結衣だった。



「せんせーの私服、超→若い!ってか、超→カッコイイ!せんせー、大好き!」


ギュゥゥゥ!


結衣が、俺に抱き付いてきた。














< 109 / 261 >

この作品をシェア

pagetop