手紙~君へ~



―キキー



花欄の家に、着いた時は、もう、4時近かった。


早起きな花欄のお父さんは、俺の、車に気付いて、外に出て来た。






「おー!健太君!どーしたんだ?こんな朝早くから。」



「おと…うさん。」



――バタッ。



プゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!



クラクションの音が、鳴り響いた。



「ケンタクン!………。」



最後に、花欄のお父さんが、俺の名前を、呼んだ。


それからの、記憶は、ない。









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