手紙~君へ~

真実



「で?話って、何?」


「あのね。…私ね…。」



この空気が、ヤだ。



「健太ぁ。も、もし、私のお腹の中に、赤ちゃんがいたら、どう思う?」




はい?

何じゃ、その質問。


「そりゃあ、嬉しいに決まってる!俺と花欄の子だろ?スゲー可愛いんだろうなぁ!」


その言葉を聞いて、花欄達は、キャァキャァ言ってる…。


……!もしかして!


「花欄!もしかしてさぁ、赤ちゃんいんの?」



花欄は首を縦にふった。


「んだよ!早く言ってくれよ!」









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