手紙~君へ~


ってな感じで、俺と龍生が、並んで歩いてたら、多分、俺の方が弟に見えるだろうな。



「兄ちゃん!」


「おー!龍生か。どーした?」


「いいから、来て!」

龍生は、慌てた様子で、俺の手を、引っ張る。



「ほら!あそこ!」


龍生が、指をさした方を見ると………。


「え…。なんでいんの?」


目の前にいたのは、俺(龍生)の学校の、校長だった。


「ここに、浜野先生と、3年の龍生君が、いるはずなんじゃが…。」

バッ!!!!


俺と龍生は、隠れた。








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