手紙~君へ~



「ヒックッヒック……先生ぇ…。辞めちゃ…ダメぇ……。」


戸惑う教頭。

超ウケるっ!



「あぁ!教頭先生が泣かしたぁ!」


「「えっ?」」


俺と教頭はハモった。


声の持ち主は、海李だった。


「花欄。大丈夫?先生も。」


「え?大好きだじゃ、なさそう。」


「ははっ!やっぱりぃ?でも、大丈夫!アタシに任せて!」


何なんだ。この自信は。









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