手紙~君へ~


「そりゃ、言いたかった。でも、教頭に言われたんです。『この事言ったら、これよりもヒドい事するぞ』って。……。怖かった。先生にこの事言われた時、嬉しかった。先生がいてくれて、良かった。」



「なぁ。皆は、教頭をどうしたい?俺、提案があるんだけど…。誰も苦しまない。とっておきのが1つ。」


龍生がニヤッと笑った。



「提案って、何するの?龍クン。」


「やっていい?」


皆、うなずく。


「OK。兄ちゃん。ちょっと来て。兄ちゃんじゃないと開けないから。」


「何?」



「18禁のサイトなんだけど、俺、この前しくってさ。見れなくなったんだ。」



「ってか、お前、18歳じゃねぇだろが!何見てんだよ!」








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