手紙~君へ~


「あのさぁ…花欄さぁ、言ったら?

彼氏いるんですけど

って」


「えっ?でも…」


花欄と工藤と八城は、俺を見た


「だってさ……

見ててやだもん

花欄が、そうやって、慌ててんの

そう言う顔は、俺だけに見して?」


ちょっと、可愛く言ってみた



「健太!

それダメ!」


「健太?

なんで、先生の事名前で呼んでんの?」


「あっ!」


しまった!

っと言う感じに、花欄は口を押さえる



「もしかしてさぁ…

花欄と浜野って、デキてんの?」


戸惑う花欄


「あぁ…付き合ってる
いやっ!結婚する予定かな?

もぅちょっとで、花欄が卒業するし

もー、ガキが2人いるし」



「はっ?ガキ!?

お前等、子供いんの?」




「何?いちゃわりぃ?」





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