手紙~君へ~
「八城先生…
自分のやった事の罪は、背負ってもらいますよ?」
「分かっています」
数日後
八城は、学校を辞めた
辞めた理由を知っているのは、俺、花欄、工藤、校長、そして八城自身だった
八城が辞めると言う事を知った、八城ファンは、校長に反抗しに行ったり、八城に告ったり、色々だった
「先生…あの…」
放課後の教室で窓から、綺麗な夕日を見ていた俺は、振り返った
そこにいたのは、工藤だった
「ん?どした?」
「あの、あたし…
お兄のこと、好きだったんですけど…」
衝撃の事実!?
「その事、お兄に言っても、いいと思いますか?
言っても、今の関係、崩れないかなぁ…」
「いんじゃない?
自分の気持ち伝えるだけ伝えたら?」