手紙~君へ~
「健太、やっぱり、私は、嫌だ!」

「なんで?」

「星崎高校の先生って、全員、スゴい綺麗な先生なんだもん。後、先生は、女の人しか、いないもん!」

「で?何?」

「健太は、若くて、カッコいいじゃん!そんな先生が、来たら、先生だって、生徒だって、健太の事、好きになっちゃうよ!」


俺は、花欄の頭に、手を置いた。

「大丈夫だって!さっきも、言ったじゃん!俺は、花欄以外、興味無いって!」

「健太ぁぁぁぁ。」

「泣くなって~!」

「ふぇぇぇん。」













< 68 / 261 >

この作品をシェア

pagetop