手紙~君へ~

デート

「クワァァァァ。」


「ちょっと!健太!あくびしないの!」


「ん?だってよ。朝から、イチャイチャしてたんだぜ?眠いよ~!」

「そっかぁ。」

「まぁ、花欄が、キスしてくれたら、頑張れるけど!」

「キッキスゥ!ここで!?無理だよ!」


ブッ!顔が、赤くなってるぅ!

「じゃあ、帰ろっか!」

「えっ!帰るの?」

「だって、眠いもん。」


チュッ…。


「さっ。行こうね!」

「えーっ!まだまだ、だよ!舌を絡ませなきゃ!」

「えっ!もう、したじゃん!」

「………。帰る。」


俺は、さっき来た道を、見た。


「健太!」


俺は、花欄を見た。


チュ……。

花欄の舌が、俺の舌に絡んで来た。

「ふぅっ!か…らん……?」











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