手紙~君へ~
3章 俺の花欄
心の傷
その日の放課後。
俺は、廊下を歩いていた。自分の担当する、クラスの前で、聞いてしまったんだ。
「あのさ、俺、杉浦の事が、好きだったんだ。俺と、付き合ってもらえないかな?」
「えっ!」
杉浦って、花欄の事だよな。
誰だよ!花欄に告ってんのは!
俺は、わざと教室に入った。邪魔したかったんだ。
「おっ!何してんだ?下校時間は、とっくに過ぎてるぞ!」
「あっ!先生……。」
「けん…た…。」
俺は、廊下を歩いていた。自分の担当する、クラスの前で、聞いてしまったんだ。
「あのさ、俺、杉浦の事が、好きだったんだ。俺と、付き合ってもらえないかな?」
「えっ!」
杉浦って、花欄の事だよな。
誰だよ!花欄に告ってんのは!
俺は、わざと教室に入った。邪魔したかったんだ。
「おっ!何してんだ?下校時間は、とっくに過ぎてるぞ!」
「あっ!先生……。」
「けん…た…。」