手紙~君へ~
「そりゃ、見るだろう。彼女の妹だよ。変な虫が、付かないように、見なきゃな。」


瀬尾は、首をかしげながら、こう言った。


「変な虫?なんですか?それは…。」


分かんないのかよ!馬鹿野郎!


「お前みたいな奴の事。分かんない?」


瀬尾は、ビックリしたように言った。

「なっ!なんだよ!テメー!ケンカ売ってんのかよ!」














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