Cruel Princess ~最強姫は残酷な姫~
涼「行かねぇし、バカになってねぇよ!」
琴「そ…。」
ガチャ
「着きました。」
もう、着いたのか。
私たちは車から降りた。
そして、フードを被った。
バン
「「「こんにちは」」」
私は頷いて、涼は手をみんなに振った。
どんどん奥に歩いていき、ドアを開けた。
ガチャ
涼「ちぃーす。」
琴「ただいま戻りました。」
陸「ああ…おかえり。」
この人は…ようさんこと城西陸(ジョウサイリク)…総長。
大「一緒に戻ってきたのか。」
この人は…ひろさんこと佐久間大翔(サクマハルト)…副総長。
ギュ
沙「あ♪姫ちゃんおかえり。」
この抱きついてきた人は…さなさんこと川上沙希(カワカミサキ)
うん…沙希さん…ちょっと苦しい。
離れろ!
とは、口が避けても言えない。
ホントは沙希さんが姫なのに、わたしのことを幹部のみんなは「姫」って呼んでる。
理由は忘れたけど。