Cruel Princess ~最強姫は残酷な姫~
口を出したら、その日が最後…。
水樹くんの両親のように。
射殺されてしまうかもしれない。
だから、喧嘩でどんなに強くても口出しできない。
涼「アイツ…水樹にもうつれぇ気持ちにさせたくねぇ。
だからもう、どうなるかは陸さんたち次第。」
………。
琴「じゃあ、さっさと帰れってか?」
涼は俯いた。
涼「琴羽に良い仲間ができたのは知っている。
だから離れたくないだろうし、無理矢理あいつらから手を引けとは言わない…でもだな…。どっちが良いのかは琴羽はわかっているはずだ。」
もちろん私はどっちが良いのかはわかっている。