星想い



炒飯を食べ終わり、

自分自身に呆れて

ドサリとベッドに倒れこんだ。



何を考えてるんだろう。



謝らなくちゃいけないのに、

このままなんて、ダメに決まってる。



なんのために、私…。



寒くて布団をかぶると、

散々眠ったはずなのに、また、

緩やかに眠気がこみ上げてくる。



疲れているのだろうか。



後悔に染まって、ばっかりで。



電気を消す。



徐々にまぶたが下りてきて、

視界が狭まっていくのを感じ取る。



明るい光が、暗くなっていって。



意識は、ゆるりと、闇の中に。



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