星想い
次の日。
朝、頑張って学校に行こうと思い
制服を着た。
久しぶりの制服は、
なんだか私を拒絶しているような、
そんな、感じで。
玄関まで来て…靴が、履けなかった。
また、あの濡れた感触が
残っているのかと想像してしまって…
身体が震えて。
絶対に行くから、と
お母さんにわがままを言って、
休ませてもらった。
きっと、行く。
あまり遅れていないうちに行かないと、
追いつけないだろうし。
津田と、小沼。
…2人とも、話をつけなきゃならない。