目を開けると君がいた



「そんな杏咲ちゃんを無視して私は服を脱いだ。」


こんなピンクのワンピースなんか無理。


しかも…スカート短いし……。


私が試着室を出たら杏咲ちゃんが私から服をとって


そのままレジに向かった。



「え?ちょっと杏咲!着るだけって言ったでじょ?」


「野亜がとっても可愛いからこの服は私からのプレゼント!」


そう言って、杏咲ちゃんは会計をすませた。


「服、高いのに……」


「全然平気!親友のためだもん!」


え?親友?

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