目を開けると君がいた



医者には早く入院ようにすすめられた。


だけど、入院したら学校にも行けない。

大好きなバスケも出来ない。


簡単に決断できる事じゃない。


だから、どうするか一週間…考える時間をくれた。


一週間ならバスケもしていい。

そう言われた。


一週間しか……バスケが出来ない。

俺にはそう聞こえた。


大会は二週間後。

もう少し伸ばしほしかった。

だけど……



「君は死にたいの?」



そう言われて


何も言えなかった。


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