目を開けると君がいた



「何があった知らねぇけど頑張れよ」



「……待って」



俺は翔を呼び止めた。


翔には言っておこうと思って。



「……翔、おれさ、」



「あーー!昴先輩見つけたー!」


え?

そこにはバスケ部の後輩がいて

あとからバスケ部みんなが来て。



「ごめんさない!!」



俺に謝った。



「昴は俺らの為に言ってくれたのにごめん!」


「練習しようぜ!」



俺は、みんなに俺の気持ちが伝わって嬉しかった。


「俺の方こそごめん。きつく言い過ぎた」


俺もいじはらずに謝った。

< 131 / 162 >

この作品をシェア

pagetop