目を開けると君がいた
「本当かよ?」
「うん」
__ガラッ
病室のドアが開いた。
「あ、ごめんね。邪魔しちゃったわね」
見知らぬおばさんが立っていた。
そして、私達は離れて。
九条君は顔を赤くしてた。
「あ、俺の母ちゃん」
「あ、お母さん…」
見られちゃった…恥ずかし……。
「この子恋とか不器用だけど、これからもよろしくね」
「…あ、はい……」
何がよろしくなのかよくわからなかったけど返事はしておいた。