目を開けると君がいた


今日、1度も九条君に会ってない。

本当にこの学校にいるのかな?


私は、不安でいっぱいのまま1人で教室へ向かう。


「はぁ……。」


ついつい出てしまうため息は

本当に幸せが逃げていくように感じた。



…ん?

あれ?


ここ……どこ?


周りを見ると1人も人はいなく…。


どうやら、

迷子になってしまった……。


その時、私が1番最初に顔が浮かんだのは九条君。


どこ…


「九条君……」

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