目を開けると君がいた



『俺が助けてやれない時は、

"助けて"って叫べばいい』


そうだ、助けてって


助けて……。



「誰か……助けてー!!」



思いっきり叫んだ。



そしたら、聞き覚えのある声が聞こえた




「野亜?」



翔君……。



私は、走ってたから曲がり角から出てきた翔君に激突。



「翔君、大丈夫?」



激突した私を翔君が抱きしめて受けとめた


「いや、野亜こそどうした?」



あ、そうだ


「ストーカーに追われてて…」


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