目を開けると君がいた


「じゃあ、勝手にしろよ!!」


九条君が急に大きな声を出した。


「何?喧嘩?」

杏咲ちゃんが止めにはいるけど


「杏咲は関係ないだろ…」


って言って九条君はどこかへ行ってしまった。


「何があったの?」


「いきなり昴が、ここができてないあそこちゃんとやれよ

とか、言い出すから……」


バスケ部の子達が九条君の悪口を言い出して


「昴は、今度の大会は勝ちたいから

ちょっと、気合い入ってるんだよ」


「でも、あの言い方はないぜ」


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