目を開けると君がいた


さすがにきつかったのか、九条君は練習をやめて見学。

九条君に杏咲ちゃんがつきそっていた。


「……私…水、入れてきますね」


「うん、野亜よろしく。」


私は耐えきれず、その場から離れた。



「はぁ………」


最近の私、変だよ……。


なんか、九条君と杏咲ちゃんが一緒にいると胸が痛いっていうか……。

一緒にいるの見るとなんか嫌。


なんで?



「……おい、…華園!華園?」


「え?……翔君……」

< 67 / 162 >

この作品をシェア

pagetop