目を開けると君がいた
さすがにきつかったのか、九条君は練習をやめて見学。
九条君に杏咲ちゃんがつきそっていた。
「……私…水、入れてきますね」
「うん、野亜よろしく。」
私は耐えきれず、その場から離れた。
「はぁ………」
最近の私、変だよ……。
なんか、九条君と杏咲ちゃんが一緒にいると胸が痛いっていうか……。
一緒にいるの見るとなんか嫌。
なんで?
「……おい、…華園!華園?」
「え?……翔君……」