目を開けると君がいた



私は、小学生のころに"イジメ"にあってた。


親友に裏切られた。


『ずっと親友だからねー!』


その嘘が今でも悪夢として出てくる。



『あんたなんか嫌い!親友じゃ……ない』

『ごめんね野亜。逆らえないの』



だから私は、人を信じる事が出来なくなった。


死んだお母さんの

『自分が相手を信じないと、
相手も信じてくれないよ?』


と言う言葉も信じられなくなってしまった。


そして、心の病気と言われて父に病院に入れられた。

私に、学校に行っていた記憶はなくなったらしい。


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