目を開けると君がいた


そんな照れている翔君を無視して好奇心おうせいな子供のような私は

翔君を質問ぜめにした。


「もう、これ以上答えないからな?」


「うん!ラスト!」


「なんか、…胸が痛いっつーか……。

一緒にいると、心臓の鼓動が早くなったりすること…?」


胸が…痛い……。

心臓の鼓動が早くなる……。


「ありがと!翔君!」

私は、笑顔でお礼を言って

すぐに体育館に戻った。

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