目を開けると君がいた


悩みが解決してすっきりした。


私は、恋をしていたんだ。


九条君に。




「あれ?野亜、水は?」



「あ!忘れた!」



恋したって事を杏咲ちゃんに早く言いたくて忘れてきてしまった。


「華園はドジだな」


って九条君が笑った。


可愛い……。

って、早く取ってこよ……。


好きって自覚したとたんに

意識してしまった。

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