キミへの想いを10文字で。
lesson8
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……ドスッ
「いった……おは……明けましておめでとうございます」
「……今年もよろしくお願いしやす……つーか、急がねーと一発目から遅刻だし」
冬休みが終わり、何となくそんな予感はしていたけれど、まるで何事も無かったかのように、翔琉があたしを追い抜くようにしながらやって来て、二人でバス停へと向かう。
「……久しぶり」
「おう、久しぶり。毎食3個ずつ餅食うと、そうなるわけ?」
ぷに
「ちょっ……いやいやいや、食べてないし!」
て言うか、ボディタッチ禁止ーーーーーーーーっ!!!
つん、と悪気なく、他意なく突っつかれたほっぺが熱い。
全くもって一ミリも嫌じゃない自分にも何だか腹が立つ。