キミへの想いを10文字で。
「……話、聞いてた?」


「聞いてない」


翔琉が冷た~い視線を送りつけてくる。


「ほんっとーーーーーに、お前は!!」


「はいはいはい、どうせ、宿題を代わりにやれとかでしょ?嫌に決まってんじゃん!」


「どうせ、とか言うなよー口角下がると、ババアみてーだぞー。言ってることもかわいくねーぞー」


……どうせババアみたいですよ。


かわいくないですよ。


…………どーせ。
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