キミへの想いを10文字で。
lesson5
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眠い目を擦りながらバス停への道を急ぐ。
結局昨日は、お姉ちゃんに何となく聞けなくて。
見たよー、あれが彼氏?とか、さらっと言っちゃえばいい話なんだろうけど……。
な、なんか。制服着てなかったような。スーツを着ていたような。社会人??
色々聞きたいけど、聞いちゃいけない気もして。
それに、今日のあたしには重大なミッションが課せられているわけだし……
「……っ!!!!!」
ゴスッという音と共に、鈍い痛みが背中に走る。
「たらたら歩いてると今日こそまじで乗り遅れんぞ!」
「……急いでたんだけど」
「足短けーって不幸だな」
……あたし、身長高い方なのに、そういうこと言うとかどうなのこの人。