心は一つ


(でも、付き合うことは出来ない…
 ごめんね…)

えっ?いま…今なんて?
あの女の子振られたの…?
私の心は、輝の一言で少し軽くなった。
女の子は走って行ってしまった

(いるんだろ?出てこいよ由美)

「ごめん…、輝を呼びにきたら聞こえ 
 ちゃって」

(そっか。いいょ別に)

「あの子いいの?」

(いいの。) 

その時強い風が吹いた。

(告白は嬉しかったけど、俺の気 持ちは…)

「えっ?なんて?もう一回言って!」

(なぁーんにも!そう言えば由美俺になんか用事があったんじゃないのかよ)

「あっ…。そうそう、一緒にみんなで写真撮らない?」

(おう!)

「じゃあ、行こう♪」
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