黒色女子を個人授業
気がつくと板張りの天井が見えた。


ここは……?


見たことない光景に戸惑う。

まだ外は薄暗く、部屋の隅に置かれた黄色いルームランプがわずかに辺りを照らしていた。


自分が布団に寝かされていることに気がつき、隣の布団には寝息をたてる大城さんの姿。


……どういうこと?


ふと壁に目をやると、自分のシャツとスカートがハンガーで吊り下げられている。


……え?


慌てて自分の身体を見やると、はだけた浴衣。



え!? えええーーーー!?
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