青空の下月夜に舞う
裸女は鞄からスマホを取り出し、何やらずっといじってて。
たまに「ウケる」と呟くもんだから、視線を向けるけど、スマホしかみてなくて。
無言のままバスが来て、私達二人は乗り込み、学校に向かった。
バスを降りると、チラホラ学校に向かう生徒が歩いている。
ホッと胸を撫で下ろしたのは、昨日からまるで現実じゃない様な事ばかり起きていたから。
当たり前、な日常ほど、人間は恋しく思うものだと私は思ってる。
「今日は痴漢に遇わなかった~。まみちゃんのおかげかもねぇ」
隣を歩く裸女が口にする。
痴漢、って。
行為は最低だけどさ。とりあえずはだけた胸元と、パンツ見えそうなスカートをどうにかしたらいいのに。
バスを降りてすぐ、スマホをいじりだした裸女は、そのまま歩き出すと……
「ひっ!」
いきなり私の腕を掴んで来て。
驚きの声を上げた。
「あははははっ!驚き過ぎだし。学校まで導いて。よろしく、まみちゃん」
あ、そう言う事……って!おい!
前見て自分で歩けよ!
たまに「ウケる」と呟くもんだから、視線を向けるけど、スマホしかみてなくて。
無言のままバスが来て、私達二人は乗り込み、学校に向かった。
バスを降りると、チラホラ学校に向かう生徒が歩いている。
ホッと胸を撫で下ろしたのは、昨日からまるで現実じゃない様な事ばかり起きていたから。
当たり前、な日常ほど、人間は恋しく思うものだと私は思ってる。
「今日は痴漢に遇わなかった~。まみちゃんのおかげかもねぇ」
隣を歩く裸女が口にする。
痴漢、って。
行為は最低だけどさ。とりあえずはだけた胸元と、パンツ見えそうなスカートをどうにかしたらいいのに。
バスを降りてすぐ、スマホをいじりだした裸女は、そのまま歩き出すと……
「ひっ!」
いきなり私の腕を掴んで来て。
驚きの声を上げた。
「あははははっ!驚き過ぎだし。学校まで導いて。よろしく、まみちゃん」
あ、そう言う事……って!おい!
前見て自分で歩けよ!