彼に殺されたあたしの体
先生は腹から膣にかけてあたしの体をザックリと引き裂いたのだ。


臓器が丸見えになった状態はとても恥ずかしくて、本来なら頬を赤らめていただろう。


次に先生はあたしの体の中に恐る恐る手を差し入れてきたのだ。


久しぶりに感じる先生の体温。


あたしを優しく抱きしめてくれた手が、あたしの臓器をかき回している。


一体先生はなにがしたいのだろう?


まるで、あたしの体内の何かを探しているような……。


その瞬間、あたしは気が付いた。


先生がしようとしていることが理解できた。


途端に恐怖が湧き上がる。


先生の手は子宮内膜へと移動していく。


だめ。


やめて。


その子を持って行かないで!
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