彼に殺されたあたしの体

最初に頭蓋骨が砕け、天井が当たってきた重みと衝撃で首が後方へと曲がる。


折れた首の骨が喉を引き裂いて出てくる。


それは肉と血に染まったピンク色の突起物だった。


天井は先生の顔面をつぶした。


眼球は飛び出し床に転がる。


鼻はぺたんこにつぶれ、肉の塊に。


顎は砕け、先生の顔はなくなった。


それでも天井の落下は止まらない。


先生と言う障害物があったせいで少しだけ落下する場所を変えた天井は、近くにいた女子生徒にぶつかった。


その場から逃げようとしていた女子生徒の背中に天井がぶつかる。


女子生徒は強い衝撃に目を見開き、血を吐きながら倒れ込んだ。


天井はその上に覆いかぶさるようにして落ちて、そして止まった。