偽フィアンセは次期社長!?
そういう話をする時の月菜ちゃんは、あたしより年下なのにまるでお姉さんのようで。
「ほ、保証書?」
「そうですよ、とりあえずは誰かが一旦惚れたんだから、素敵な人かもね、みたいな」
……なるほど。
「あ、でも駄目ですよ?その予測が使えるのはバツイチまでですね……いや。2、までギリギリいけるかも」
「なんで?」
「離婚を何度も繰り返すならそれはもうその人本人に問題があるからに決まってるじゃないですかー!」
……月菜ちゃんってすごい。あたしは、仕事中にも関わらず、思いっきり入りこんで話に聞き入る自分にやっと気がついて。
「なるほどねぇ……」
「だから、一度や二度なら離婚した相手に問題があったかも、なので、逆にバツイチはもてるんですよぉ」
月菜ちゃんの『バツあり男講座』は、そこで終わったらしく、あたしはコーヒーを入れに席を立った。
「ほ、保証書?」
「そうですよ、とりあえずは誰かが一旦惚れたんだから、素敵な人かもね、みたいな」
……なるほど。
「あ、でも駄目ですよ?その予測が使えるのはバツイチまでですね……いや。2、までギリギリいけるかも」
「なんで?」
「離婚を何度も繰り返すならそれはもうその人本人に問題があるからに決まってるじゃないですかー!」
……月菜ちゃんってすごい。あたしは、仕事中にも関わらず、思いっきり入りこんで話に聞き入る自分にやっと気がついて。
「なるほどねぇ……」
「だから、一度や二度なら離婚した相手に問題があったかも、なので、逆にバツイチはもてるんですよぉ」
月菜ちゃんの『バツあり男講座』は、そこで終わったらしく、あたしはコーヒーを入れに席を立った。