偽フィアンセは次期社長!?
「だって、変なんだもん……」
「これ、いっちばん、かわいいのになぁ……」
そんな風に言われるとそれはそれで微妙な気持ち。
課長が特大パネルを持ち上げて、角度を変えて見ている。
確かに、那由子、隼人君、その二人の娘、吉川さんと美人さん、高村さんファミリー、月菜ちゃんと彼氏、まさかの山田さん……
みーんな載っていて。
いい写真だな、とは思う。
……でもさでもさ、あたし白目剥いてるしさ……。
「ま、パネルはともかく。こっち片付けちゃおうぜー。あいつら来るんだろ?……プッ」
「……何吹き出してんですか」
「だってお前、笑うだろ、あいつの名前……」
くっくっく……と楽しそうに笑いながらまくった腕に見える筋肉のラインが何だかセクシー。
「これ、いっちばん、かわいいのになぁ……」
そんな風に言われるとそれはそれで微妙な気持ち。
課長が特大パネルを持ち上げて、角度を変えて見ている。
確かに、那由子、隼人君、その二人の娘、吉川さんと美人さん、高村さんファミリー、月菜ちゃんと彼氏、まさかの山田さん……
みーんな載っていて。
いい写真だな、とは思う。
……でもさでもさ、あたし白目剥いてるしさ……。
「ま、パネルはともかく。こっち片付けちゃおうぜー。あいつら来るんだろ?……プッ」
「……何吹き出してんですか」
「だってお前、笑うだろ、あいつの名前……」
くっくっく……と楽しそうに笑いながらまくった腕に見える筋肉のラインが何だかセクシー。