好き、だっつーの

でも唯の両親は違った。




「唯は楓斗くんのおかげで、幸せになれたんです。自分を責めないでください。唯のぶんまで幸せになってください。そして、唯のカバンに楓斗くん宛の手紙が入ってました。」




そう言ったんだ。




俺は手紙を読んだ。




中を開けると女らしい丸い字で手紙が書かれていた。




< 35 / 55 >

この作品をシェア

pagetop