悪者女子の恋心!
「うぇ…」


可愛いあたしがこんな声出す日が来るなんてね。


くしゃり、と顔が歪むのが分かる。


僻みだなんて分かってるわ。

あたしが…誰にも必要とされないのも、仕方がないこと。

他の人は悪くない。

だって知らないんだから…

ごめんなさい。

勝手に恨んでごめんなさい。

でもそう思うしかないんだもの。
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