悪者女子の恋心!
****************************


カラン、というベルの音と気持ちいい温風がフワッと顔にあたった。


あー、気持ちいい。

今日は何飲もうかな、この前はココアだったし今日は…

「英野さーん!」


え?


声のした方を見ると、可愛らしい小柄な女の子と、

「戸田 凜…」


ヤツが座っていた。
< 89 / 260 >

この作品をシェア

pagetop