KIND
みぃの指差す先には
奏先輩がいた

「...ピンクのエプロン...」

どういう成り行きなんだろう、
どうすればこんなメイド喫茶のような
エプロンを身にまとうことになるんだろう

私は紙パックのコーヒー牛乳を飲みながら
メイドみたいな先輩をじっと見ていた

「先輩、女装コンでるんだって」

「「ブフォッッ!!!ゴッホゲホッゲホッ」」

噎せた。
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