KIND
「...んん?」

明かりがついた瞬間、私の目の前には
さっき話してた恋バナに出てきた、
男女共に人気のある先輩がいた。
もちろん、イケメン(らしい)

「あ、見えた?」

「はい、どれですか?」

「えーと、このシールド繋いでる...」

「あっ、アンプですか?」

「あ、そうそう!それ!
それ、俺がセッティングするから
叶崎さんは、
楽器だけ準備してもらえる?」

「あ!ありがとございます!
わかりました...えっ?叶崎?」

「え?叶崎結羽さんじゃないっけ?君」

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