KIND
「いや、そうなんですけど...」

なんで知ってる、?!
私先輩知ったの最近なのに...
ていうか、私は先輩の名前
知らないんだけど

「俺、3年の菊地奏ね」

「あ、ハイ」

どうやら聞く必要はなかったようだ

奏先輩は急ぎ足でどこかへ行ってしまったが、
私は楽器の片付けがあったので、手早く
作業を再開した

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