普通な恋がしたいっ！
私は直ぐ様体育館に向かった。







入学式は終わってしまったようで、誰もいなかった。







私は、教室に向かっていった。









「すみません。遅れました。」








「大丈夫よ～。空いてる席があそこしかないけれど、座ってね。」






私は小さく頷くと、視線の先にあった窓側の一番後ろへと歩いていった。







神谷命の隣.....？








もう既に、あの神谷命は座っていた。







神谷命はすがすがしすぎて吐き気がするような顔で私を見た。











何故だ.....？










疑問に持ったのも束の間、自己紹介がはじまった。










「私は今回1-1の担任をつとめることになった野島冴子です。よろしくねっ！」










今年の担任の先生は女の先生だった。









ーーー凄く美人だ。








そんな私の気持ちが分かったのように野島先生は此方をみてにこっと笑った。









悲しい顔だったのは気のせいだったのか、クラスメイトの自己紹介がはじまった。








「すみれ。小野寺すみれじゃ。以後よろしゅう。」








すみれはなぜか凄いオーラをだしていた。









私を見てびっくりしたので、元気だよっと小さい声でいった。









「鬼塚、聖っ。ひ、ひじきじゃねぇぞ！！」







ビジュアルは不良なのだが.......、









こいつはあれだ。








純情ボーイだ←










そうやって聞いているうちに神谷命の番になった。







「神谷命です。みんな、よろしくね。」









なぜ、ウインクしたのだろう。








クラスの女子が鼻血を出す勢いで神谷命を舐めるように見ていた。










「あっとね、彼女は、











この鈴木みゆだから！」








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