南の島で見た夢
「もしもし?お前ー、明日何してるば?」
けんけんが誰かと話している。
「暇でしょ?(笑)明日こっち来ないか?サンシン聞かせてあげたい子達いるんだけど。
ーうん、うん、じゃあ涼と明日来てくれる?はい、あいよー」
『サンシンって何?明日誰か来るの?』
電話を切ったことを確認して、すぐに口を開いた。
「サンシンっていうのは、三味線みたいなもので、沖縄の音楽…かな?」
『へぇー!聞きたーい!!』
「俺の友達、佑樹っていうんだけど、サンシンめっちゃ上手いわけよ。明日呼んだから、せっかくだからサンシン聞いて 方言聞いて楽しんでー」
『やったぁー、楽しみー!』
「明日も絶対来なきゃだね!♪」
こうして初日が終わった。